2018年10月27日に、米津玄師(よねづけんし)さんライブ「Flamingo(フラミンゴ )」が開催されました。
千葉県の幕張メッセで行われた今回のライブですが、約2万人のファンが来場した過去最大規模の公演です。
今回は、そのライブに参加してきた筆者が、ライブ物販情報やオススメのロッカー、ライブトーク(MC)の内容、そしてライブに参加して感じた感想や駅周辺の混雑状況について紹介します。
Contents
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グッズ物販はどんな感じ?何時に行けば入手できる?
まず初めは、27日のライブグッズの情報です。
27日のグッズ物販ですが、かなりの混雑ぶりでした。
早い人だと朝は5時頃から並び始めて、販売開始の10時には約500人ほどが並んでいたようです。
一番長かった時には、1キロもの列ができていた時間帯も。
グッズの売り切れを心配して並ぶのであれば、販売開始時間のだいたい2、3時間前に並び始めておくと、確実に全てのグッズをゲットできそうでしたね。
筆者はグッズ販売所に14時半頃に到着しましたが、その頃には「MojogariTシャツ」のLサイズのみ売り切れているだけで、まだグッズの在庫はある状態でしたよ。
さらに、ライブ終了時間の20時頃にもまだライブグッズの販売が行われていました。
そのため、「タオル」や「ショッパー」などはかなりの在庫があったのではないかと想像できます。
グッズ購入は注文用紙で
ライブ「Flamingo」のグッズ購入には、専用の注文用紙を使用します。
実際の用紙がこちらです。
列で並んでいる間に、こちらの用紙に欲しい個数を記入して待機します。
この注文用紙は今回のライブ「Flamingo」から導入されたシステムで、このシステムのおかげで購入の流れがとてもスムーズでした。
※個数を記入したからといって、グッズが確実に購入できるわけではありません
現地にグッズ見本あり
ライブグッズの待機列中に、グッズの見本が置いてありました。
Tシャツのサイズがどれくらいか確認したり、実際にグッズを触って確認することが可能です。
設置場所は2箇所ありましたので、購入前に参考にしたい方はぜひチェックしてみてくださいね。
27日人気グッズは「MajogariTシャツ」「こうもりカラビナ」
27日にライブ「Flamingo」が開催し、グッズも販売開始されました。
その中でも完売が早かったのが、「MajogariTシャツ」「こうもりカラビナ」です。
筆者が販売テント近くで並んでいる時に「こうもりカラビナ」が売り切れてしまい、かなりショックでした。
そのため、「こうもりカラビナ」はネット販売で購入する予定です。
「MajogariTシャツ」はLサイズが一番早く完売し、どんどん全サイズが完売していく人気ぶり。
筆者は「二面性Tシャツ」が欲しかったのですが、午後14時ごろになってもまだ全サイズが残っている状態でしたよ。
ロッカーはある?クロークに預けるのがオススメ!
筆者がライブ中一番困ったのが、荷物を預ける場所でした。
遠征組である筆者は、午後14時過ぎにライブ最寄り駅に着いたため、ロッカーはほとんど埋まり使えません。
その時に非常に助かったのは、ライブの臨時に設置されたクロークです。
最寄りである「海浜幕張駅」にもコインロッカーはありましたが、案の定全て使用中。
近くのショッピングモールにもいくつかコインロッカーはあるそうですが、時間的に物販も売り切れそうなため、物販列に並ぶためバタバタと幕張メッセに向かいました。
その後無事にグッズは購入できたものの、大きな荷物をどこに預けようかという話に。
筆者は幕張メッセに初めて訪れたため、建物の位置関係やロッカーの場所にも詳しくありません。
その時に本当に助かったのが、当日の「臨時クローク」でした。
「臨時クローク」とは
「臨時クローク」とは、幕張メッセ会場内でライブのために臨時設置されたクロークです。
45Lほどの大きさの袋に、荷物を入れて名前・電話番号を記入し預けます。
1袋500円ほどですので、大きめのロッカーとほぼ同じ価格ですね。
ライブ終了後に取りに行き、確認のため名前を電話番号を伝えて返却してもらいます。
ライブ当日の13時から開設されているとのことで、急いで荷物を預けに向かいました。
先着順とのことでしたが、見たところ全体で約2500個前後は荷物を受け入れ可能のようです。
遠征組の方でも、かなり時間に余裕を持って預けられそうでしたので、東京に不慣れな私には安心できるシステムでした。
27日ライブのセットリスト一覧
筆者が参加した、27日のライブのセットリストがこちらです。
米津玄師ライブ2018「Flamingo」27日セットリスト
- LOSER
- 砂の惑星
- 飛燕
- メランコリーキッチン
- 春雷
- アイネクライネ
- amen
- Paper Flower
- Undercover
- アリス
- ピースサイン
- TEENAGE RIOT
- orion
- 打ち上げ花火
- Flamingo
- Lemon
アンコール
- ごめんね
- クランベリーとパンケーキ
- 灰色と青
今回は、全19曲をほとんど休憩なしで米津さんが歌い上げました。
ライブならではのちょっとしたアレンジや、米津さんの独特なダンスなどが垣間見えて、ライブだからこその楽しみ方を味わうことができましたよ。
これはライブなのか、何か演劇や映画を見ているようなそんな錯覚にもとらわれました。
筆者が個人的に嬉しかった曲
ここからは筆者のかなり個人的な感想ですが、実際に生で聴けて嬉しかった曲、感動した曲を紹介します。
初めの「LOSER」→「砂の惑星」
照明が落ち、ドキドキと高揚感がマックスのタイミングでの「LOSER」は、ゾワゾワと鳥肌が立つほどのかっこよさでした。
そして「LOSER」を歌い上げ、観客の興奮も冷めやらぬうちに「砂の惑星の」イントロが流れたのには思わず声が出ていました。
MVの映像が流れながら、米津さんが花道を歩いてくる姿はまさに “カリスマ” と言わざるをえないオーラを感じましたね。
まさかの「メランコリーキッチン」
てっきり最新アルバム「BOOTLEG」と、新曲「Flamingo / TEENAGE RIOT」が中心のセットリストになると思っていた筆者。
意外な選曲に驚いた反面、大好きな「メランコリーキッチン」を生で聞くことのできた喜びで心が満たされましたね。
筆者が、初めて買った米津さんのアルバムが「YANKEE」だったため、「メランコリーキッチン」が流れてきたのにはテンションが上がらざるを得ませんでした。
感動的な「amen」
「LOSER/ナンバーナイン」のカップリング曲である「amen」もかなり意外な選曲でした。
「アイネクライネ」をしっとり歌い上げた瞬間に鳴り響く “ゴーン” という重い鐘の音。
まさか…と驚き、さらに後ろから迫り上がるステージで踊るダンサーの方々が、その世界観を引き立たせていました。
ライブで聞くまでは、なんとなく怖い印象を持っていた「amen」の曲が大好きになった瞬間です。
米津玄師ライブトーク(MC)まとめ
米津さんの、ライブ中のトーク(MC)についてまとめました。
※言葉の言い回しの違いやトークの順番が違う可能性があります
12曲目「TEENAGE RIOT」終了後トーク(MC)
米津:米津玄師です。
今やった曲は…新曲の「TEENAGE RIOT」っていう曲なんだけど、今日が初公開です。
ファン:(歓声と拍手)
米津:どうだった?
ファン:(かっこよかった〜!)
米津:あぁ良かったぁ…!!
ファン:(笑いと拍手)
米津:自分がこんなでかい場所でライブができて、ついにここまできたか…思ったより遠くまで来たなぁと。
デビュー当時から曲の感じや音楽性も、その広さも変わりつつあるけど、変化していくことは美しいものだと思う。
ただその変化から、昔からずっと知ってくれている人がどんどん離れていって…まぁどうしようもないことなんだけど、離れてしまう人も少なくないと思う。
そんな中で、今日…自分のために、2万人…こんだけの人が集まってくれたのはありがたいことだし、当たり前にはなってはいけないなと…まぁ当たり前になるわけないんだけど。本当にありがとうございます。
ファン:(拍手)
米津:あの、詩の朗読していいすか。
ファン:(歓声と拍手)
米津:あの…中島中也の、…あ、中島中也の詩で一つ、最近今の自分だなぁと思うものがあって…
(iPhoneを取り出して)
米津:ここにあたしのiPhoneを持って来たんで…
ファン:(笑い)
米津:最近はね、Face IDですぐ開くんですよね…
ファン:(笑い)
米津:(噛みながらも詩を朗読し、時折はにかんだり)
今日は最後まで楽しんでいってください。
(ここでパーカーのフードを深く被り直す)
ファン:(笑いと拍手)
アンコールトーク(MC)
米津:あの、メンバー紹介していいすか。
ファン:(歓声と拍手)
米津:ベースの須藤優! ドラムの堀正輝! ギターの中ちゃん(中島宏士)!
ファン:(それぞれ拍手)
米津:いやー…ここまで来たね。(中ちゃんに話しかける)
中島:本当にね。ついにここまで来たね。
米津:遠くまで来たね…どうすか、今日は。
中島:いやー…よね(米津の愛称)が花道を歩いて行くのを見てたらなんか…すごいなって。
ファン:(笑い)
中島:ここまで来たんだなって。
米津:そうね…
中島:そのパーカー暑くないの?
米津:めっちゃ暑い。
ファン:(笑い)
中島:そうだよね。そのパーカー暑そうだなぁって。
米津:いや本当に…バスローブ着てんのかってくらい…
(少しの間)
米津:最近あった楽しい話ない?
ファン:(笑い)
中島:いや、最近楽しいことしかない。10個くらいあった。
米津:じゃあその中で、一番楽しかったことは?
中島:無くしたと思ってた消しゴムが見つかったんだよね。
米津:……
ファン:(笑い)
中島:いや、消しゴムってさ…落とすじゃん。そっから見つかんなくて…無くしたと思ったものが見つかった時って嬉しくない?
米津:……
中島:それで、その消しゴムどこにあったと思う?
米津:…普通に、机の下とかじゃないの?
中島:アメリカ。
米津:………………え?
ファン:(大笑いと拍手)
中島:アメリカにあったんだよ。
米津:……それは旅行してその時にってこと?
中島:そうそうそう!俺鉛筆も無くしてたんだけど、それは机にあったの。……楽しぃ〜!
ファン:(拍手)
米津:…なんか………ごめんね?
ファン:(笑い)
(少しの間)
米津:あと今日ごめんなさいね。いやぁ…飛んだね。俺、音飛びまくったね…これ家帰ったら反省すんだろうなぁ。
ファン:(拍手)
中島:それこそあれでしょ、家でバスローブ着て。
米津:ワイングラス片手にね。
ファン:(笑い)
米津玄師がMCで朗読した詩とは?
米津さんが、27日ライブのトーク(MC)で朗読した詩を紹介します。
その詩は、中原中也(なかはら ちゅうや)さんの「感動(センセーション、サンセシオン)」です。
感動(sensation、センセーション)
私はゆこう、夏の青き宵は
麦穂臑(すね)刺す小径の上に、小草(おぐさ)を踏みに
夢想家・私は私の足に、爽々(すがすが)しさのつたうを覚え、
吹く風に思うさま、私の頭をなぶらすだろう!私は語りも、考えもしまい、だが
果てなき愛は心の裡(うち)に、浮びも来よう
私は往こう、遠く遠くボヘミヤンのよう
天地の間を、女と伴れだつように幸福に。
米津さんは、この詩を今の自分に似ていると言いながら朗読していました。
なんとも米津さんらしい含みの多い詩で、”これからも変わらず歩き続けて行こう” という米津さんの意志を感じさせますね。
帰りの駅周辺の混雑状況
ライブ終了後の、駅周辺の混雑状況についてご紹介します。
27日は、幕張メッセで他のイベントも同時開催されていました。
そのため、イベント終了すぐの電車はかなりの混雑状態です。
筆者はライブ終了から1時間ほど経ってから乗車しましたが、それでも人は多くぎゅうぎゅう詰めの状態でしたよ。
幕張メッセの近くには商業施設が多く、その中には飲食店もありますが、ライブ終了後はかなりの人で溢れ、順番待ちの方も多数でしたね。
ライブ終了後に駅の近くで飲食し、電車が空くのを待つのも良さそうですが、お店でも待たされる可能性が高そうです。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、ライブに参加してきた筆者が、ライブ物販情報やオススメのロッカー、ライブに参加して感じた感想、さらに駅周辺の混雑状況についてご紹介しました。
筆者にとっては初めてのライブでしたが、人の多さや演出の凄さ、なんと言っても本人を生でみて歌声をきくことができて本当に幸せな1日でした。
本当は両日参戦したい気持ちはありますが、待ち時間の長さやスタンディングに耐える体力的にも1日が限界そうです。
ですが、一度ライブの魅力ハマってしまうと次のライブにも絶対に参加したくなりますね。
次の全国ツアーも絶対にチケットを獲得し、しっかりとグッズもゲットしたいと思います。
次の楽しみもでき、これからもブログの更新をますます頑張りたいですね。
これからも、米津さんの情報についてご紹介していきます。
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楽しく読ませていただきました!!
「あと今日ごめんなさいね。音程外しまくってて…」←の部分訂正できますか!?
高いキー出なかったところがあったので「いやぁ・・・飛んだね・・・。俺、音飛びまくったね・・・。」が正です!
米津さんは音程は外しません♡
ご指摘ありがとうございます!
修正しました。
僕も27日ライブ行ったんですが、まさかのメランコリーキッチンとamenはびっくりです、amenは元から素敵な曲だなと思っていたのですが、ライブでの世界観で更に好きになりました、あと詩を読み終わってフードを深く少しニヤけながら被る米津さんに男ながら可愛らしさとかっこよさを感じました