米津玄師(よねづ けんし)さんの4thアルバム「BOOTLEG(ブートレグ/ブートレッグ)」リリース日から始まった「米津玄師 2018 TOUR / Fogbound(フォグバウンド/フォッグバウンド)」のライブレポートが公開されました。
ツアーのタイトル名にある「Fogbound」は、最新アルバムである「BOOTLEG」に収録されている楽曲です。
今回は、その「米津玄師 2018 TOUR / Fogbound」ライブレポートについて、ライブのセットリストなどをご紹介していきます。
Contents
「米津玄師 2018 TOUR / Fogbound」ライブレポート
先日の2018年1月10日に、日本武道館で「米津玄師 2018 TOUR / Fogbound」が行われました。
4thアルバム「BOOTLEG」リリース日から始まった、「米津玄師 2017 TOUR / Fogbound」の追加公演として行われた、年明け初めての米津玄師さんのライブです。
そのライブでの様子や雰囲気などを、ご紹介していきます。
詳しくは、こちらにレポートされています。
ツアー・タイトルにもなった「Fogbound」で幕を開け、「米津玄師です、今日はよろしくお願いしまーす」と明るく挨拶をして始めたアッパーな「砂の惑星」の途中で「武道館!」と呼びかけ、「ナンバーナイン」「飛燕」と『BOOTLEG』からの曲でオーディエンスを引き込んでいく。歌い終わりに言う「ありがとう」の一言も、時には声を張り、あるいは囁いて次の曲への流れを作っていったのは、彼がライブを一つのテーマで進めていることを示唆しているようだった。
「ついにこの日がやってまいりました、武道館公演2日目、ツアーラスト。明日なんかどうでもいい、今日この瞬間が人生で一番楽しいっていうぐらいの盛り上がりを体験したいんですよね。ついてきてくれますか!」
こんなMCをする米津が、武道館の広い空間をちょうどよく感じさせているのは驚きだ。力一杯シャウトして始めた「LOSER」では「聴こえてんなら声だしていこうぜ!」と呼びかけるように歌い、途中からはダンサーが登場し、歌う米津も踊り出す。この曲のMVで振り付けをした、米津が師匠と呼ぶ辻本知彦のコンテンポラリーなダンスがステージを引き締め、その空気に満足したように曲終わりで二人が肩を抱き合った。
米津玄師さんは、今までほとんどライブの経験がなかったそうですが、幕開けからグッとファンの心を魅了し、会場一体となっていたようですね。
レポートを読んでいるだけで、米津さんの熱気や、ファンの盛り上がりが伝わってきます。
「灰色と青」で菅田将暉との初共演
米津玄師さんの4thアルバム「BOOTLEG(ブートレグ/ブートレッグ)」に収録されている「灰色と青」は、俳優である菅田将暉さんとコラボした楽曲となっています。
その菅田将暉さんと、「米津玄師 2018 TOUR / Fogbound」でなんと初共演が実現しました。
ライブレポートが以下に続きます。
「次で最後の曲です。ツアーFogbound武道館最終日、こんな日だからこそ、スペシャルゲストを読んでおります。菅田将暉くん!」 呼ばれて登場した菅田は、 「今年、人前に出るのは今日が初めて。菅田さんお仕事ですよって来たら武道館」 と空気をほぐす。菅田を迎えて米津は 「彼がいたから、というか彼がいなかったらできなかった曲であって、今回みたいな大きなステージで初めて二人一緒にできるというのは、この日のために作ったんじゃないかと」 と二人で歌った「灰色と青」について話す。そして二人が並んで始まった「灰色と青」は、記憶すべき数分となった。一段を気合を入れて歌い出した米津の隣で、じっと彼の歌を菅田が聴いている。そしてパートが入れ替わり菅田が感情を込めて歌いだすと、米津はギターを弾きながら菅田を見つめている。競い合うように声を出し表情豊かに歌う二人からは、音楽で繋がれた男らしい友情がにじみ出ているように感じた。歌い終わり、ハグし合うとホッとしたように「ありがとうございます、米津玄師でした、菅田将暉でした!」と米津が挨拶をし、二人はステージを降りた。
ゲストとして登場した人気俳優の菅田将暉さんに、ファンもかなり盛り上がったようですね。
声の系統が似ている、米津玄師さんと菅田将暉さんが交互に、重ねるように歌う「灰色と青」に、会場全体も魅了されたに違いありません。
「灰色と青」のYouTubeはこちら
その米津玄師さんと菅田将暉さんのコラボ楽曲「灰色と青」のMVは、こちらから視聴することができます。
「米津玄師 2018 TOUR / Fogbound」セットリスト
セットリストとは、ライブで歌われた楽曲の順番のことです。
「米津玄師 2018 TOUR / Fogbound」で、米津玄師さんが歌唱した楽曲一覧がこちらです。
米津玄師 2018 LIVE / Fogbound 2018.1.10@日本武道館
- fogbound(フォグバウンド)
- 砂の惑星
- ナンバーナイン
- 飛燕
- 春雷
- かいじゅうのマーチ
- アイネクライネ
- orion(オリオン)
- LOSER(ルーザー)
- ゴーゴー幽霊船
- 爱丽丝(アリス)
- ドーナツホール
- ピースサイン
- Nighthawks(ナイトホークス)
- love
- 打上花火
- Moonlight(ムーンライト)
- 灰色と青
【ENCORE(アンコール)曲】
- ゆめくいしょうじょ
- Neighbourhood
- アンビリーバーズ
アンコールも含めると、全部で21曲です。
楽曲名からも見てわかるように、米津玄師さんのファンならかなり嬉しい楽曲の数々が並んでいますね。
かなり中身の濃い時間だったということがうかがえます。
米津玄師4thアルバム「BOOTLEG」収録曲一覧
- 飛燕
- LOSER
- ピースサイン
- 砂の惑星( + 初音ミク )
- orion
- かいじゅうのマーチ
- Moonlight
- 春雷
- fogbound( + 池田エライザ )
- ナンバーナイン
- 爱丽丝
- Nighthawks
- 打上花火
- 灰色と青( + 菅田将暉 )
今回のツアーと同時にリリースされた、米津玄師さんの4thアルバム「BOOTLEG」は、こちらから購入できます。
自分にしか作れない音楽を作って、みんなとおしゃべりしたい
いかがでしょうか。
今回は、2018年1月10日に開催されたライブ「米津玄師 2018 TOUR / Fogbound」のライブの様子について、ご紹介していきました。
米津玄師さんは以前インタビューで、ライブの感想についてこのように語っています。
理解してくれる人も理解したい人もいなかったという故郷の徳島から早く離れたかったと率直に語り、それが自分の音楽を作る原動力になったと言う。 「自分が音楽を作るようになって、音楽を通じて今日はみんなが来てくれている、それはみんなの中に少なからず米津玄師の居場所があるということだと思う。それがどれほど美しいことで、こんなに嬉しいことはない。音楽やってきてよかった。これからも、誰も聴いたことがないような。自分にしか作れない音楽を作って、みんなとおしゃべりしたい」
米津玄師さんの楽曲は、聴いている人を引き込む魅力がたくさん詰まっています。
そのような素敵な楽曲たちを、生の声と生の演奏で聴くことができるというのは本当にありがたいですよね。
筆者も、一度米津玄師さんのライブに足を運び、ファンの方と一体となって大好きな楽曲たちを聞いてみたいです。
これからも、米津玄師さんのライブ情報・最新情報についてご紹介していきます。
コメントを残す