米津玄師(よねづけんし)さんが、ザテレビジョンドラマアカデミー賞の「ドラマソング賞」を受賞しました。
ドラマ『アンナチュラル』の主題歌として書き下ろされたシングル「Lemon」は、デジタル配信・CDの売り上げも含めて現在もミリオンセールスを突破し続けている、爆発的人気となった楽曲です。
今回は、そんな栄誉ある賞を受賞した、シングル「Lemon」についてや、ドラマアカデミー賞について、そして受賞後の米津さんご本人のコメントもご紹介します。
ドラマアカデミー賞とは?
ドラマアカデミー賞とは、読者・TV記者・審査員、全ての投票によって決定する、社会的反響の大きかった連続ドラマに表彰される賞のことをいいます。
テレビ情報誌であるザテレビジョンが、ドラマが終了する毎に開催しており、その歴史は20年以上と古く、由緒ある賞です。
ドラマ『アンナチュラル』の主題歌として書き下ろされた「Lemon」が受賞した「ドラマソング賞」をはじめ、最優秀作品賞、主演女優賞、助演男優賞、脚本賞、監督賞と全9部門の中の6部門をドラマ『アンナチュラル 』が受賞しており、社会に与えた影響力の大きさをひしひしと感じますね。
米津さん主題歌ということもあり、筆者も『アンナチュラル 』を録画して視聴していましたが、いつの間にかストーリーにどんどん引きこまれ、最終回にはハッピーエンドで嬉しいものの、ここで終わるのが名残惜しいと感じてしまうほどのめり込んでいました。
毎週金曜が待ち遠しくなるほど、多くの方が楽しみにしていて、Twitterでも度々トレンド入りするほどだったそうですよ。
1受賞後の米津玄師本人コメント
ザテレビジョンドラマアカデミー賞の「ドラマソング賞」を受賞したことをうけて、米津さんご本人がコメントを発表しました。
以下、米津さんの受賞後インタビューです。
読者・TV記者・審査員、全ての投票により、「アンナチュラル」の主題歌「Lemon」が、最優秀ドラマソング賞に選出されました。受賞のお気持ちをお聞かせください。
ひとえに「アンナチュラル」という素晴らしいドラマがあったおかげです。制作陣、キャストの皆さんの熱意に連れてきてもらえた感覚でいます。いまだに少し不思議な感じがします。
ご自身初のドラマ主題歌でしたが、審査員からは、「ドラマのストーリーと見事にマッチしており、思わず涙がこぼれてしまった」という感想もありました。ドラマと、ラストに流れる歌のコラボレーションを見て、感じられたことをお聞かせください。
テレビドラマの主題歌を担当させていただくのは初めての経験だったので、勝手が分からず苦心するところもあったのですが、毎度「ここしかない」としか思えないようなタイミングで流してもらえて、それにより曲がいっそう美しいものになったことには感動しました。
ドラマの脚本を読まれてから今回の楽曲を作られたとお聞きしました。「恋人を亡くした中堂(井浦新さん)の悲しみの心が描かれていたのでは」という意見もありましたが、いかがでしょうか。
中堂の心境を表現しよう、という意識はありませんでした。ドラマのストーリーに寄り添いすぎるのも良くないと思ったので、個人的な体験や記憶を元に書くことを意識しました。結果的に中堂とリンクする部分が大きかったのは、死や別れは普遍的なものだからだと思います。
今回、作詞をされた際、こだわった単語やフレーズなどがありましたら、お聞かせください。
「胸に残り離れない苦いレモンの匂い」という一節は、特に思考を巡らさずになんとなく出てきた言葉でした。しかし、今思うとこの一節が「Lemon」においてもっとも大切なものだったと思います。
最後に、視聴者・読者の方々へ、メッセージをお願いいたします。
個人的な記憶が、「アンナチュラル」という素晴らしいドラマによって自分の想像を超えるほどたくさんの人たちに届くものになりました。ドラマとともに、末長く愛されるものになって欲しいと思っています。
引用元:https://thetv.jp/feature/drama-academy/96/awards/interview/6/
『アンナチュラル 』があったからこそ「Lemon」という曲は誕生したのですが、逆『アンナチュラル』は「Lemon」がないと成り立たないと言われるほど、ドラマと曲が絶妙にマッチしていて、お互いがお互いを必要として生まれたもののように感じました。
それにしても、「胸に残り離れない苦いレモンの匂い」というフレーズは、切なさも感じさせながらインパクトもあって、筆者も好きな歌詞の部分ですが、まさかなんとなくふっと出てきた歌詞だというのには驚きですね。
毎度のことですが、米津さんの才能には驚かされてばかりです。
受賞した「Lemon」とは
その「ドラマソング賞」を受賞したシングル「Lemon」についてご紹介します。
人の「死を」題材にしたドラマ『アンナチュラル 』の中で流れる、大切な人を失った悲しみ、忘れられない苦しみを歌った楽曲がこの「Lemon」です。
この曲を聞くと、ドラマ『アンナチュラル 』に出てきたシーンなどが、走馬灯のように思い起こされ、少し胸がキュッと苦しくなります。
大切な人を失ってしまった方や、今大切な人がいるという全ての方に、ぜひ聞いてもらいたい1曲ですね。
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まとめ
いかがでしょうか。
今回は、栄誉ある賞を受賞した、シングル「Lemon」についてや、ドラマアカデミー賞について、そして受賞後の米津さんご本人のコメントもご紹介しました。
Twitterをはじめ様々な媒体で、「主題歌がここまでぴったりなドラマは今までにない」「Lemonなしのアンナチュラル は有り得ない」「この曲はドラマを引き立てていた」などの声が多く寄せられていました。
それは「Lemon」という曲の素晴らしさ、『アンナチュラル 』というドラマの素晴らしさという、個々の魅力があったからこそなのでしょうね。
筆者も毎回放送ごとに、「Lemon」が流れるタイミングをワクワクしながら心待ちにしていて、いざ流れてくると、あまりのタイミングの良さに、ゾワゾワと鳥肌が立っていたのを覚えています。
米津さんの作る曲には、度々心揺さぶられる強いパワーを感じさせます。
そんな米津さんの活躍に、これからも目が離せませんね。
これからも、米津玄師さんの情報についてご紹介していきます。
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